ハゼ音と焙煎進行

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ハゼ音と焙煎進行:コーヒー豆の変化を「音」で知る

こんにちは!コーヒーの世界へようこそ。今回は、ちょっと奥深いけれど、コーヒーを自家焙煎する上でとっても大切な「ハゼ」について、ゆっくりと解説していきますね。

「ハゼ」って何? 聞き慣れない言葉かもしれません。簡単に言うと、コーヒー豆を焙煎している時に聞こえてくる、ポップコーンが弾けるような音のことなんです。このハゼ音を聞き分けることで、焙煎の進行具合を知ることができるんですよ。

自家焙煎に興味がある方はもちろん、もっとコーヒーについて深く知りたい!という方も、ぜひ読み進めてみてくださいね。

なぜハゼ音が重要なのか?

コーヒー豆の焙煎は、単に豆を焼くだけではありません。豆の中の水分を抜き、様々な化学反応を起こさせることで、コーヒーならではの香りと味を引き出す、繊細な作業なんです。

焙煎が進むにつれて、豆の色や香りも変化していきますが、実は「音」も重要なサインを送ってくれています。それが「ハゼ」なんです。ハゼ音を聞き分けることで、焙煎の進行度合いを把握し、自分の理想とする味わいに近づけることができるようになります。

例えば、浅煎りでフルーティーな酸味を引き出したいなら、どこまで焙煎を進めれば良いのか。深煎りで苦味とコクを強調したいなら、どこまで焙煎を続ければ良いのか。ハゼ音は、その判断材料となる貴重な情報源なんです。

コーヒー豆の焙煎における二段階の「ハゼ」

焙煎が進むにつれて、コーヒー豆は二段階の「ハゼ」を迎えます。それぞれ「1ハゼ(一次ハゼ)」と「2ハゼ(二次ハゼ)」と呼ばれており、焙煎の進行度合いを示す重要な指標となります。

1ハゼ(一次ハゼ)とは?

1ハゼは、焙煎の初期段階で起こる、比較的大きな音です。イメージとしては、まさにポップコーンが弾けるような音。コーヒー豆に含まれる水分が蒸発し、豆の内部の圧力が限界に達して、豆の細胞壁が破裂することで起こります。

1ハゼが始まる温度は、一般的に195℃~205℃くらいと言われています。この温度帯に達すると、パチパチと音が聞こえ始め、焙煎の良い香りが立ち込めてきます。1ハゼが終わる頃には、豆の表面にシワが寄り始め、色も明るい茶色へと変化していきます。

浅煎りのコーヒーを好む場合は、1ハゼが終わる手前で焙煎を終えることが多いです。この段階で焙煎を終えることで、コーヒー豆本来のフルーティーな酸味や、爽やかな風味を最大限に引き出すことができます。

2ハゼ(二次ハゼ)とは?

1ハゼが終わった後も焙煎を続けると、今度は2ハゼが始まります。2ハゼは、1ハゼよりも小さく、パチパチというよりも、プチプチ、ピチピチといった、より細かい音です。これは、豆内部の油分が気化して、細胞壁がさらに細かく破裂することで起こります。

2ハゼが始まる温度は、一般的に220℃~230℃くらいと言われています。この温度帯に達すると、豆の色はさらに濃くなり、表面には油分が滲み出てきます。香りも、カラメルやチョコレートのような、より香ばしい香りへと変化していきます。

深煎りのコーヒーを好む場合は、2ハゼが始まってから、好みの焙煎度合いまで焙煎を続けることが多いです。2ハゼが進むにつれて、苦味やコクが強くなり、重厚感のある味わいへと変化していきます。

ハゼ音と焙煎度合いの関係

ハゼ音を理解することで、焙煎度合いをコントロールしやすくなります。以下に、ハゼ音と焙煎度合いの目安をまとめました。

  • 浅煎り(ライトロースト、シナモンロースト):1ハゼが始まる前、または1ハゼが始まった直後。
  • 中煎り(ミディアムロースト、ハイロースト):1ハゼがピークを迎える頃。
  • 中深煎り(シティロースト、フルシティロースト):1ハゼが終わり、2ハゼが始まる手前。
  • 深煎り(フレンチロースト、イタリアンロースト):2ハゼが始まってから、好みの深さまで。

もちろん、豆の種類や焙煎機によって、ハゼのタイミングや音の大きさは異なります。あくまで目安として参考にしてくださいね。

ハゼ音を聞き分けるためのコツ

最初は、なかなかハゼ音を聞き分けるのが難しいかもしれません。でも大丈夫! 練習すれば、誰でも聞き分けられるようになります。

  • 静かな環境で焙煎する:周囲の音をできるだけ遮断し、焙煎機の音に集中しましょう。
  • 焙煎機の近くに耳を傾ける:焙煎機の排気口付近に耳を近づけると、ハゼ音が聞こえやすくなります。
  • 記録を取る:焙煎時間、温度、ハゼのタイミングなどを記録しておくと、後で分析する際に役立ちます。
  • 他の人の焙煎動画を参考にする:YouTubeなどで、焙煎の様子を撮影した動画を参考にすると、ハゼ音のイメージが掴みやすくなります。

焦らず、ゆっくりと、コーヒー豆との対話を楽しみながら、ハゼ音を聞き分けてみてくださいね。

自家焙煎に挑戦してみよう!

ハゼ音を理解することで、自家焙煎の楽しさがさらに広がります。最初はうまくいかないこともあるかもしれませんが、何度も試行錯誤を重ねることで、きっと自分だけの最高のコーヒーを見つけることができるはずです。

自家焙煎に必要な道具は、手網焙煎セットや、家庭用焙煎機など、様々なものがあります。まずは手軽な手網焙煎から始めてみるのも良いかもしれませんね。

ぜひ、ハゼ音を参考にしながら、自家焙煎に挑戦してみてください。きっと、今まで以上にコーヒーが好きになるはずです。

まとめ

今回は、コーヒー豆の焙煎における「ハゼ」について解説しました。ハゼ音は、焙煎の進行度合いを知るための重要な指標であり、理想の味わいに近づくための貴重な情報源となります。

  • 1ハゼは195℃~205℃くらいで始まり、ポップコーンのような音。浅煎りに適している。
  • 2ハゼは220℃~230℃くらいで始まり、プチプチ、ピチピチといった細かい音。深煎りに適している。

ハゼ音を聞き分けるためには、静かな環境で焙煎し、記録を取り、他の人の動画を参考にすることが大切です。

さあ、あなたもハゼ音を聞き分けながら、自家焙煎の世界を楽しんでみませんか? きっと、新しい発見があるはずです。

これからも、コーヒーに関する様々な情報を発信していきますので、ぜひチェックしてくださいね!