カップオブエクセレンス入賞豆

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カップオブエクセレンス入賞豆:コーヒー好きなら知っておきたい評価基準と市場価値

カップオブエクセレンス入賞豆:コーヒー好きなら知っておきたい評価基準と市場価値

こんにちは!コーヒーの世界へようこそ。今回は、ちょっとだけレベルアップして、「カップオブエクセレンス(Cup of Excellence、以下COE)」という特別なコーヒー豆について学んでいきましょう。

COEは、簡単に言うと、その年に収穫されたコーヒー豆の中から、特に優れた品質を持つものを選び抜く、国際的な品評会です。コーヒーの世界では、非常に権威のある賞とされています。

「へぇ~、すごいんだ!」と思った方もいるかもしれませんね。でも、COEって一体何がすごいの?どんな豆が選ばれるの?そんな疑問にお答えするために、COEの評価基準や、入賞豆の市場価値について、わかりやすく解説していきます。

カップオブエクセレンスとは?

COEは、The Alliance for Coffee Excellence (ACE)という非営利団体が主催する、国際的なコーヒー豆の品評会です。世界中のコーヒー生産国で開催され、その年の最高のコーヒー豆を選び出します。

COEの目的は、素晴らしいコーヒー豆を生産する農家を支援し、高品質なコーヒー豆を世界中の消費者に届けることです。入賞したコーヒー豆は、オークションで高値で取引されることも多く、農家の収入向上にもつながっています。

COEが開催される国

COEは、以下の国々で開催されています。(2024年時点)

  • ブラジル
  • コロンビア
  • エチオピア
  • グアテマラ
  • ホンジュラス
  • インドネシア
  • ニカラグア
  • ペルー
  • ルワンダ
  • ブルンジ

これらの国々で、毎年厳しい審査を経て、最高のコーヒー豆が選ばれているんですね。

カップオブエクセレンスの評価基準:何がすごいのか?

COEの最大の特徴は、その厳格な評価基準です。単に美味しいだけでなく、コーヒー豆の持つ様々な要素を総合的に評価します。具体的にどのような基準で評価されるのか、見ていきましょう。

カッピングによる評価

COEでは、専門の審査員(カッパー)が、カッピングと呼ばれる方法でコーヒー豆を評価します。カッピングとは、コーヒーの風味や香り、酸味、口当たりなどを評価する、専門的なテイスティング方法です。

カッパーは、以下の要素を総合的に評価し、点数をつけます。

  • クリーンカップ (Clean Cup):雑味がなく、クリアな味わいであるか
  • スイートネス (Sweetness):甘さ、または甘さを感じさせる風味があるか
  • アシディティ (Acidity):酸味の質(明るさ、爽やかさ、複雑さなど)
  • マウスフィール (Mouthfeel):口に含んだ時の質感(滑らかさ、重さ、ボディなど)
  • フレーバー (Flavor):コーヒーが持つ様々な風味(花、果実、ナッツ、チョコレートなど)
  • アフターテイスト (Aftertaste):飲んだ後に残る風味の印象
  • バランス (Balance):全体の調和が取れているか
  • 全体的な評価 (Overall):総合的な印象

これらの要素を、それぞれ数値化して評価し、最終的なスコアを算出します。

国際審査員による複数回の審査

COEでは、一次審査から最終審査まで、複数回の審査が行われます。それぞれの審査には、国際的に認められた経験豊富なカッパーが参加し、客観的な評価を行います。

審査員は、様々な国から集まり、それぞれの専門知識と経験に基づいて、コーヒー豆の品質を厳しくチェックします。これにより、公平で信頼性の高い評価が実現されています。

87点以上が高評価

COEでは、100点満点で評価を行い、87点以上のスコアを獲得したコーヒー豆が、入賞豆として認定されます。87点以上というのは、非常に高いレベルであり、COE入賞豆は、まさに最高品質のコーヒー豆と言えるでしょう。

ちなみに、85点以上でもスペシャルティコーヒーとして十分高品質なコーヒーとされていますが、COE入賞豆はそれをさらに上回る、特別な存在なのです。

カップオブエクセレンス入賞豆の市場価値:なぜ高いのか?

COE入賞豆は、一般的なコーヒー豆に比べて、非常に高い価格で取引されることがあります。それはなぜでしょうか?

希少性

COE入賞豆は、その年に収穫されたコーヒー豆の中で、ほんの一握りしか選ばれません。そのため、非常に希少価値が高く、需要と供給のバランスから、高値がつきやすいのです。

品質の保証

COE入賞豆は、厳格な評価基準をクリアした、最高品質のコーヒー豆です。そのため、品質の高さが保証されており、安心して購入することができます。

トレーサビリティ(追跡可能性)

COE入賞豆は、生産農園や生産プロセスなどの情報が明確に開示されています。そのため、消費者は、どこで、誰が、どのように栽培したコーヒー豆なのかを知ることができます。このようなトレーサビリティの高さも、COE入賞豆の価値を高める要因の一つです。

オークションによる取引

COE入賞豆は、通常、オークションで取引されます。オークションには、世界中のコーヒーバイヤーが参加し、高値で入札します。そのため、市場価格よりも高い価格で取引されることが多いのです。

カップオブエクセレンス入賞豆の楽しみ方

せっかくCOE入賞豆を手に入れたら、その素晴らしい風味を最大限に楽しみたいですよね。ここでは、COE入賞豆の楽しみ方について、いくつかご紹介します。

丁寧なハンドドリップ

COE入賞豆は、ぜひハンドドリップで丁寧に淹れてみてください。ハンドドリップは、抽出スピードや湯温などを自分でコントロールできるため、コーヒー豆の持つポテンシャルを最大限に引き出すことができます。

お湯の温度は、少し低めの85~90℃くらいがおすすめです。ゆっくりと時間をかけて抽出することで、コーヒー豆の持つ複雑な風味をじっくりと味わうことができます。

テイスティングを楽しむ

COE入賞豆は、テイスティンググラスに入れて、香りをじっくりと楽しんでみましょう。コーヒーが冷めていくにつれて、香りが変化していく様子も楽しむことができます。

口に含んだら、舌の上で転がすようにして、風味や口当たりをじっくりと味わってみてください。どんな風味を感じるか、言葉で表現してみるのも面白いかもしれません。

特別な一杯として

COE入賞豆は、特別な日に、大切な人と一緒に楽しむのもおすすめです。普段とは違う、贅沢なコーヒー体験を共有することで、より思い出深いひとときになるでしょう。

まとめ:カップオブエクセレンスは、コーヒーの世界を広げる扉

今回は、カップオブエクセレンス(COE)について、その評価基準や市場価値、楽しみ方などを解説しました。

COE入賞豆は、その希少性と品質の高さから、高価なコーヒー豆ではありますが、一度は試してみる価値のある、特別なコーヒー豆です。

COE入賞豆を味わうことで、コーヒーの世界がさらに広がり、より深くコーヒーを楽しめるようになるはずです。

ぜひ、機会があれば、COE入賞豆を手に取って、その素晴らしい風味を体験してみてください。

それでは、また次のコーヒー豆の旅でお会いしましょう!

参考文献