焙煎の排気操作の初歩

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焙煎の煙、どうしてる?排気操作の初歩を学ぼう!

コーヒー豆を焙煎するとき、モクモクと煙が出ること、ありますよね? 「これって、どうすればいいんだろう…?」って思ったことはありませんか? 今回は、そんな焙煎時の煙をコントロールする「排気」について、超初心者さんにもわかりやすく解説していきます。まるで、小学校の理科の実験みたいに、楽しく学んでいきましょう!

焙煎で煙が出るのはナゼ?

まず、どうして焙煎で煙が出るのか、ちょっと考えてみましょう。 コーヒー豆は、生の状態では水分をたくさん含んでいます。 焙煎機で熱を加えると、この水分が蒸発して水蒸気になります。 これに加えて、豆に含まれる様々な成分が熱で分解され、二酸化炭素などのガスや、香りの成分、そして煙となる物質が発生するんです。

特に、焙煎が進むにつれて、豆の内部で「化学変化」がどんどん起こります。 この変化によって、コーヒーの香ばしい香りや、私たちが大好きな味が生まれるんですね。 でも、同時に煙もたくさん出てくるんです。

排気の役割って? 煙を抜くってどういうこと?

さて、この煙、そのままにしておくとどうなるでしょう?

  • 部屋が煙だらけになる
  • 焙煎機の中に煙がこもって、豆の味が悪くなる
  • 煙に含まれる物質が、焙煎機の性能を低下させる

…などなど、色々な問題が出てきてしまいます。 そこで登場するのが「排気」という操作なんです。

排気とは、簡単に言うと、焙煎機の中から煙を外に追い出すこと。 換気扇を回して、部屋の空気を入れ替えるのと同じイメージです。 焙煎機には、通常、排気口という煙を出すための穴が開いています。 この排気口から、ファンや煙突などを使って、煙を外に排出するんです。

排気をすると、どんないいことがあるの?

排気をすることで、主に3つの良いことがあります。

  1. クリアな味わいになる: 煙が豆にまとわりつくのを防ぎ、雑味のない、スッキリとした味わいになります。
  2. 焙煎度合いをコントロールしやすくなる: 煙がこもらないので、豆の色や香りを正確に判断でき、狙った焙煎度合いに近づけやすくなります。
  3. 安全に焙煎できる: 煙が充満するのを防ぎ、一酸化炭素中毒などのリスクを減らします。

特に、コーヒーの味に大きく影響するのが、1番目の「クリアな味わいになる」という点です。 煙っぽさがなくなり、豆本来の味が引き出されるので、ぜひ試してみてください。

排気、どうやってやるの?

排気の方法は、焙煎機の種類によって少しずつ違います。 大きく分けると、以下の3つのタイプがあります。

  1. 手動排気: 排気口のフタを手で開け閉めして、排気量を調整します。 小型の手回し焙煎機などでよく見られます。
  2. ダンパー式排気: ダンパーと呼ばれる弁を使って、排気量を調整します。 中型の半熱風式焙煎機などでよく見られます。
  3. 自動排気: コンピューター制御で、自動的に排気量を調整します。 大型の熱風式焙煎機などでよく見られます。

ご自身の焙煎機がどのタイプかを確認して、それぞれの方法で排気を行ってみましょう。

手動排気の場合

手動排気の場合は、焙煎の進行に合わせて、排気口のフタを少しずつ開け閉めします。 焙煎初期は、豆の水分を飛ばすために、少しだけ開けておき、煙が出始めたら、徐々に開ける量を増やしていくのが一般的です。

ポイントは、焦らず、少しずつ調整すること。 一気に開けすぎると、温度が下がりすぎて、焙煎がうまくいかなくなることがあります。 逆に、閉めすぎると、煙がこもって、味が悪くなってしまいます。

ダンパー式排気の場合

ダンパー式排気の場合は、ダンパーの開度を調整して、排気量をコントロールします。 ダンパーの開度を大きくすると、排気量が増え、小さくすると排気量が減ります。

手動排気と同様に、焙煎の進行に合わせて、ダンパーの開度を調整していきます。 ダンパーの開度を変えることで、焙煎機の温度変化をコントロールすることもできます。 例えば、温度が上がりすぎている場合は、ダンパーを開けて排気量を増やし、温度を下げる…といった具合です。

自動排気の場合

自動排気の場合は、あらかじめ設定したプログラムに従って、コンピューターが自動的に排気量を調整してくれます。 手動やダンパー式に比べて、手間がかからず、安定した焙煎が可能です。

ただし、自動排気の場合でも、焙煎機の状態や豆の種類に合わせて、プログラムを微調整する必要があります。 長年の経験と勘が必要になることもあります。

排気、いつするのがベスト?

排気のタイミングは、焙煎度合いや豆の種類によって異なりますが、一般的には、以下の3つのタイミングで行うのがおすすめです。

  1. 焙煎開始直後: 豆の水分を飛ばすために、少しだけ排気します。
  2. 1ハゼ(1回目のパチパチという音)が始まる頃: 煙が出始めるので、排気量を増やします。
  3. 焙煎終了直前: 豆の表面に油分が出てくるので、排気量を増やします。

これらのタイミングを目安に、ご自身の焙煎機の状態や、豆の状態を観察しながら、排気量を調整してみてください。

排気をするときの注意点

排気を行う際には、いくつかの注意点があります。

  • 換気をしっかり行う: 焙煎中は、必ず換気扇を回すか、窓を開けて換気を行いましょう。
  • 火災報知器に注意する: 煙が充満すると、火災報知器が作動する可能性があります。 火災報知器の近くで焙煎する場合は、事前にカバーをかけるなどの対策を行いましょう。
  • 近隣住民に配慮する: 焙煎時の煙や臭いは、近隣住民に迷惑をかける可能性があります。 事前に挨拶をしておくか、焙煎時間を短くするなどの配慮を行いましょう。

特に、マンションやアパートなどの集合住宅で焙煎する場合は、近隣住民への配慮が重要です。 トラブルにならないように、十分に注意しましょう。

まとめ:排気は、おいしいコーヒーを淹れるための第一歩!

今回は、焙煎時の排気について、基本的な知識を解説しました。 排気は、ちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、慣れてくれば、誰でも簡単にできるようになります。

排気をマスターして、雑味のない、クリアな味わいのコーヒーをぜひ楽しんでみてください。 きっと、あなたのコーヒーライフが、より豊かなものになるはずです。

さあ、あなたも排気をマスターして、おいしいコーヒーを追求してみましょう!