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カッピングの温度帯:80℃→60℃→40℃で香味が変わる理由をやさしく解説
こんにちは!コーヒー初心者の皆さん、カッピングってご存知ですか? カッピングは、コーヒーの品質を評価するためのテイスティング方法のこと。実は、カッピングの温度帯によって、コーヒーの香味が大きく変わるんです。 今回は、そんなカッピングの温度帯に着目して、80℃→60℃→40℃で香味が変化する理由を、初心者さんにも分かりやすく解説していきます。 一緒に、奥深いコーヒーの世界をのぞいてみましょう!
カッピングとは?基本をサクッと理解しよう
まずは、カッピングの基本を簡単に確認しておきましょう。 カッピングは、専門家だけでなく、コーヒー愛好家も自宅で手軽に楽しめるテイスティング方法です。 コーヒー豆の個性や品質を評価するために行われ、香り、風味、酸味、ボディなど、様々な要素を総合的に判断します。
カッピングに必要なもの
- コーヒー豆 (評価したい豆)
- カッピングボウル (同じものが複数)
- お湯 (90℃前後)
- カッピングスプーン
- タイマー
- お湯を捨てる容器
- 採点表 (任意)
カッピングの手順
- コーヒー豆を粗挽きにする
- カッピングボウルに挽いた豆を入れる
- お湯を注ぎ、4分間蒸らす
- 表面に浮いた粉を取り除く (クラストブレイク)
- スプーンでコーヒーをすくい、音を立てながら啜る (スラープ)
- 香りと風味を評価する
基本的なカッピングの流れはこんな感じです。 詳しくは別の記事で解説しますね! 今回は、このカッピングにおける「温度帯」に注目していきます。
なぜ温度帯が重要なのか?香りの秘密
コーヒーの香りは、焙煎によって生み出された数百種類もの成分が複雑に絡み合ってできています。 これらの香気成分は、温度によって揮発する速度が異なるため、温度帯によって感じられる香りが変化するのです。
例えば、高温では揮発しやすい成分が強く香り、低温では揮発しにくい成分が際立ってきます。 つまり、温度帯を変えることで、コーヒーの香りの多面性を引き出すことができるのです。
カッピングにおける温度帯ごとの香りの変化
それでは、具体的にカッピングの温度帯ごとに、どのような香りの変化があるのかを見ていきましょう。
80℃:立ち上る芳醇なアロマ
カッピングでお湯を注いだ直後、80℃程度の高温時には、コーヒー豆から様々な香気成分が一気に立ち上ります。 この時、特に感じやすいのは、フローラル、フルーティー、スパイシーといった、比較的揮発しやすい華やかな香りです。 コーヒー豆の個性や焙煎度合いによって、香りの種類や強さは異なりますが、この温度帯では、コーヒー全体の印象を左右する重要な香りを捉えることができます。
例えば、エチオピア産のコーヒーであれば、ジャスミンのようなフローラルな香りや、レモンのような柑橘系の香りが強く感じられることが多いでしょう。 一方、深煎りのコーヒーであれば、カラメルのような甘い香りや、スパイスのような刺激的な香りが感じられるかもしれません。
ポイント:80℃の段階では、コーヒー全体の第一印象を捉えるように意識しましょう。 どんな種類の香りが強く感じられるか、香りの強さはどうか、などをメモしておくと、後で他の温度帯と比較する際に役立ちます。
60℃:フレーバーが花開く
温度が60℃程度まで下がってくると、高温時に感じられた華やかな香りに加えて、コーヒー豆本来のフレーバーがより明確に感じられるようになります。 フレーバーとは、口に含んだ時に鼻に抜ける香りのことで、コーヒーの個性を決定づける重要な要素です。
この温度帯では、ナッツ、チョコレート、キャラメル、フルーツなど、様々なフレーバーが感じられます。 また、酸味や苦味といった味覚も感じやすくなり、コーヒー全体のバランスを評価するのに適しています。
ポイント:60℃の段階では、コーヒー豆本来のフレーバーを意識してテイスティングしましょう。 どんな種類のフレーバーが感じられるか、酸味や苦味とのバランスはどうか、などをメモしておくと、より深くコーヒーの個性を理解することができます。
40℃:アフターテイストをじっくり味わう
さらに温度が下がり、40℃程度になると、コーヒーの風味は落ち着き、口の中に残るアフターテイスト(後味)をじっくりと味わうことができます。 アフターテイストとは、コーヒーを飲み込んだ後に口の中に残る香りのことで、コーヒーの余韻を楽しむための重要な要素です。
この温度帯では、甘さ、コク、クリアさなど、様々な要素が感じられます。 また、温度が下がることで、酸味がまろやかになったり、苦味が抑えられたりすることもあります。
ポイント:40℃の段階では、コーヒーのアフターテイストをじっくりと味わいましょう。 どんな種類の香りが残るか、甘さやコクはどうか、などをメモしておくと、コーヒー全体の印象をより深く記憶することができます。
カッピングにおける温度変化のまとめ
ここまで、カッピングにおける温度帯ごとの香りの変化について解説してきました。 まとめると、以下のようになります。
- 80℃:華やかな香りが立ち上り、コーヒー全体の第一印象を捉える
- 60℃:コーヒー豆本来のフレーバーが明確になり、バランスを評価する
- 40℃:アフターテイストをじっくりと味わい、コーヒーの余韻を楽しむ
このように、カッピングでは、温度帯を変えることで、コーヒーの様々な側面を評価することができます。 コーヒーの温度変化を意識することで、より深くコーヒーの個性を理解し、テイスティングスキルを向上させることができるでしょう。
カッピングの練習方法:自宅でできること
カッピングは、特別な道具がなくても、自宅で手軽に練習することができます。 例えば、同じコーヒー豆を異なる温度で淹れて、香りの違いを比較してみるだけでも、良い練習になります。
自宅でカッピングを練習する際のポイント
- 同じ豆を使う:比較対象を明確にするため、同じコーヒー豆を使用しましょう。
- 抽出条件を揃える:お湯の温度、抽出時間、粉の量など、抽出条件をできる限り揃えましょう。
- 集中して香りを嗅ぐ:周囲の音や匂いを遮断し、集中してコーヒーの香りを嗅ぎましょう。
- メモを取る:感じた香りや風味をメモしておくと、後で比較する際に役立ちます。
最初は、香りの違いを明確に感じられないかもしれませんが、練習を重ねることで、徐々に香りの識別能力が向上していきます。 焦らず、楽しみながら練習に取り組んでみてください。
さらに深く!カッピングスキル向上のために
カッピングスキルをさらに向上させるためには、様々な種類のコーヒー豆をテイスティングしたり、専門家のカッピングセミナーに参加したりするのもおすすめです。 また、コーヒーに関する書籍やウェブサイトを参考に、知識を深めることも重要です。
カッピングスキル向上のためのヒント
- 様々な種類のコーヒー豆を試す:産地、焙煎度合い、精製方法など、様々な種類のコーヒー豆をテイスティングすることで、香りのバリエーションを広げることができます。
- 専門家のカッピングセミナーに参加する:専門家から直接指導を受けることで、テイスティングスキルを効率的に向上させることができます。
- コーヒーに関する書籍やウェブサイトを参考にする:コーヒーの知識を深めることで、テイスティングの際に、より的確な評価ができるようになります。
コーヒーの世界は奥深く、学ぶことは尽きません。 常に探究心を持って、コーヒーの魅力に触れてみてください。
まとめ:温度帯を意識して、コーヒーをもっと楽しもう!
今回は、カッピングの温度帯に着目して、80℃→60℃→40℃で香味が変化する理由を解説しました。 温度帯を意識することで、コーヒーの香りの多面性を引き出し、より深くコーヒーの個性を理解することができます。
ぜひ、今回の記事を参考に、自宅でカッピングを練習したり、様々な種類のコーヒー豆をテイスティングしたりして、コーヒーの世界をさらに楽しんでみてください。 きっと、新たな発見があるはずです!

