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カッピングスコアの見方:コーヒーの品質を見抜く、もう一歩進んだ知識
コーヒーの世界へようこそ!少しずつ知識を深めていく中で、「カッピング」という言葉を耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?今回は、コーヒーの品質を評価する重要な指標である「カッピングスコア」について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
カッピングスコアを理解することで、スペシャルティコーヒーを選ぶ際に役立つだけでなく、コーヒー豆の個性やストーリーをより深く味わえるようになります。少し難しいかもしれませんが、一緒に一歩ずつ学んでいきましょう。
カッピングとは?コーヒーの品質評価方法
まず、「カッピング」とは、専門家がコーヒーの品質を評価するために行うテイスティング方法のことです。世界共通のプロトコル(手順)に沿って、客観的に評価を行います。簡単に言うと、コーヒーの「利き酒」みたいなものですね。
カッピングでは、香り、風味、酸味、後味など、様々な要素を総合的に評価します。そして、それぞれの項目に点数をつけ、最終的なスコアを算出します。このスコアが、コーヒー豆の品質を判断する基準となるのです。
なぜカッピングが必要なの?
カッピングは、コーヒー豆の品質を客観的に評価するために非常に重要な役割を果たします。具体的には、以下のようなメリットがあります。
- 生産者:コーヒー豆の品質向上、栽培方法の改善
- ロースター:豆のポテンシャルを見極め、最適な焙煎プロファイルを決定
- バイヤー:品質に見合った適正な価格で豆を買い付け
- 消費者:高品質なコーヒー豆を選ぶための指標
つまり、カッピングはコーヒーに関わる全ての人にとって、品質向上、適正な取引、そして美味しいコーヒーを味わうために不可欠なプロセスなのです。
カッピングスコアとは?SCA基準を理解しよう
カッピングによって評価された各項目の点数を合計したものが「カッピングスコア」です。一般的に、100点満点で評価され、その点数によってコーヒー豆の品質がランク付けされます。
特に重要なのが、SCA(Specialty Coffee Association)という国際的なコーヒー協会が定める基準です。SCAは、スペシャルティコーヒーの定義や基準を定めており、カッピングスコアもその一つです。このSCAの基準を理解することが、高品質なコーヒーを選ぶ上で非常に重要になります。
SCA基準:80点以上がスペシャルティコーヒー
SCAの基準では、カッピングスコアが80点以上のコーヒー豆が「スペシャルティコーヒー」と定義されます。つまり、80点という数字は、コーヒーの品質を判断する上で非常に重要なラインなのです。
80点以上のスペシャルティコーヒーは、欠点豆が少なく、風味や香りが豊かで、個性的な特徴を持っていることが多いです。コーヒー好きなら一度は味わってみたい、高品質なコーヒーと言えるでしょう。
カッピングスコアの評価項目と見方
カッピングスコアは、以下の項目に基づいて評価されます。
- Fragrance/Aroma(香り):粉の状態と、お湯を注いだ時の香りを評価します。フローラル、フルーティー、ナッツなど、様々な香りの種類があります。
- Flavor(風味):口に含んだ時の風味を評価します。酸味、甘み、苦味、コクなどが複雑に絡み合って生まれる風味は、コーヒーの個性を最も強く表す要素の一つです。
- Aftertaste(後味):飲み込んだ後の口の中に残る風味を評価します。心地よい後味が長く続くほど、高品質とされます。
- Acidity(酸味):コーヒーの酸味の質と強度を評価します。明るく爽やかな酸味は、高品質なコーヒーの特徴です。
- Body(コク):口に含んだ時の質感や重さを評価します。シルキー、クリーミー、スムースなど、様々な表現で表されます。
- Balance(バランス):全体の風味の調和を評価します。各要素がバランス良くまとまっているほど、高品質とされます。
- Uniformity(均一性):複数のカップでカッピングを行い、風味の均一性を評価します。全てのカップで同じような風味が感じられることが重要です。
- Clean Cup(清潔感):カップの中に雑味や欠点がないかを評価します。クリーンな味わいは、高品質なコーヒーの証です。
- Sweetness(甘さ):コーヒーの甘さの質と強度を評価します。砂糖を加えたような甘さだけでなく、果実のような甘さも含まれます。
- Overall(総合評価):全体の印象を総合的に評価します。個々の要素だけでなく、全体のバランスや個性を考慮して評価します。
各項目は、0点から10点の間で評価され、それぞれの点数を合計して最終的なカッピングスコアが算出されます。それぞれの項目について詳しく知ることで、カッピングスコアをより深く理解できるようになります。
カッピングスコアを読む際の注意点
カッピングスコアは、コーヒー豆の品質を判断する上で非常に役立つ指標ですが、あくまで一つの基準に過ぎません。以下の点に注意して、スコアを参考にしながら、自分自身の好みに合ったコーヒーを見つけることが大切です。
- 個人の好み:カッピングスコアは、あくまで専門家の評価であり、個人の好みに合うとは限りません。
- 焙煎度合い:焙煎度合いによって、風味や酸味が大きく変化するため、スコアだけで判断しないようにしましょう。
- 生産地:同じスコアでも、生産地によって風味の特徴が異なる場合があります。
- 主観的な要素:カッピングは、ある程度主観的な要素も含まれるため、絶対的な評価基準ではありません。
つまり、カッピングスコアはあくまで参考情報として捉え、実際に飲んでみて、自分の舌で確かめることが最も重要なのです。
スペシャルティコーヒーの選び方:80点以上を目安に
カッピングスコアの知識を踏まえて、実際にスペシャルティコーヒーを選ぶ際のポイントをまとめましょう。
- 80点以上を目安にする:まずは、カッピングスコアが80点以上のコーヒー豆を選ぶようにしましょう。
- 詳細なカッピングコメントを読む:購入するコーヒー豆のカッピングコメントをよく読んで、自分の好みに合いそうな風味かどうかを確認しましょう。
- 生産地をチェックする:コーヒー豆の生産地によって、風味の特徴が異なるため、自分の好きな生産地の豆を選んでみましょう。
- 焙煎度合いを選ぶ:自分の好みの焙煎度合いを選びましょう。一般的に、浅煎りは酸味が強く、深煎りは苦味が強くなります。
- 少量から試してみる:初めて購入するコーヒー豆は、少量から試してみることをおすすめします。
これらのポイントを踏まえて、様々なスペシャルティコーヒーを試してみて、自分にとって最高のコーヒーを見つけてください。
まとめ:カッピングスコアを参考に、コーヒーの世界をさらに楽しもう!
今回は、カッピングスコアの見方について解説しました。少し難しい内容もあったかもしれませんが、カッピングスコアを理解することで、コーヒーの世界がさらに広がり、より深く楽しめるようになるはずです。
SCA基準の80点以上というラインを覚えて、スペシャルティコーヒーの世界に足を踏み入れてみてください。そして、様々なコーヒーを試して、自分だけの「お気に入り」を見つけてくださいね!
これからも、コーヒーに関する様々な情報を発信していきますので、ぜひ参考にしてください。

