カッピングとは?

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カッピングとは?コーヒーの香味を数値化して評価する方法を徹底解説!

コーヒーの世界へようこそ!☕✨ この記事では、コーヒーの奥深さを知るための第一歩、「カッピング」について、初心者さんにもわかりやすく解説します。

「カッピングって、なんだか難しそう…」と思っていませんか?大丈夫!この記事を読めば、カッピングの基本から、その魅力、さらには自分でカッピングする方法まで、まるっと理解できますよ!

カッピングってなに?

カッピングとは、コーヒーの品質や特徴を評価するための、プロのテイスティング方法です。コーヒーの香りを嗅ぎ、味わいを確かめることで、そのコーヒーが持つ個性や欠点を見つけ出します。

ワインのテイスティングと似たようなもの、と思ってもらうとイメージしやすいかもしれませんね。でも、カッピングはワインと違って、もっとシステマチックで、数値化された評価方法を用いるのが特徴なんです。

なぜカッピングをするの?

カッピングを行う目的は、主に以下の3つです。

  • 品質の評価:コーヒー豆の品質を客観的に評価するため
  • 特徴の把握:産地や精製方法による風味の違いを理解するため
  • ブレンドの調整:複数のコーヒー豆をブレンドする際に、最適な組み合わせを見つけるため

コーヒー豆の品質管理や、新しいコーヒーの開発、そして何よりも「美味しいコーヒー」を追求するために、カッピングは欠かせないプロセスなのです。

カッピングの手順を詳しく解説!

それでは、実際にカッピングはどのように行われるのでしょうか?ここでは、基本的なカッピングの手順をステップごとに解説します。

準備するもの

まずは、カッピングに必要なものを準備しましょう。

  • カッピングボウル:コーヒーを抽出するための専用の器です。通常、同じ形・大きさのものが複数個必要になります。
  • カッピングスプーン:コーヒーをすくってテイスティングするための専用スプーン。
  • コーヒー豆:評価したいコーヒー豆。同じ焙煎度合いで用意します。
  • お湯:適切な温度のお湯。通常は93℃前後が推奨されます。
  • タイマー:抽出時間やテイスティングのタイミングを計るために使用します。
  • 評価シート:香味を評価し、記録するためのシート。
  • グラインダー:コーヒー豆を挽くためのミル。
  • スケール:コーヒー豆の量や、お湯の量を正確に計るためのもの。

カッピングの手順

必要なものが揃ったら、いよいよカッピングです!

  1. 豆を挽く:カッピングするコーヒー豆を、中挽き~粗挽き程度に挽きます。
  2. 香りをチェック(Dry Aroma):挽いた豆の香りを嗅ぎます。この時、どんな香りがするか、メモしておきましょう。(例えば、ナッツ、チョコレート、フローラルなど)
  3. お湯を注ぐ:カッピングボウルにコーヒー粉を入れ、お湯を注ぎます。粉全体にお湯が行き渡るように、静かに注ぎましょう。
  4. 香りをチェック(Wet Aroma):お湯を注いだ後の香りを嗅ぎます。乾燥した豆の時とは違う香りがするはずです。
  5. クラストをブレイク:4分ほど蒸らした後、表面に浮いているコーヒーの層(クラスト)をスプーンで崩します。この時、再び香りが立ち上るので、よく嗅いでみましょう。
  6. スラーピング:スプーンでコーヒーをすくい、勢いよくすすります。この時、口全体にコーヒーを広げるように意識しましょう。
  7. 評価:コーヒーの風味(酸味、甘さ、苦味、コクなど)を評価し、評価シートに記録します。
  8. アフターテイスト:飲み込んだ後の余韻も評価します。
  9. 繰り返し:すべてのコーヒーについて、同じ手順を繰り返します。

カッピングのポイント

  • 集中する:周りの音や匂いに惑わされず、コーヒーの香りと味に集中しましょう。
  • 先入観を持たない:産地や焙煎度合いなどの情報に左右されず、フラットな状態で評価しましょう。
  • 言葉にする:感じた香りを具体的な言葉で表現することで、より深く理解できます。
  • 記録する:評価シートに記録することで、後で比較検討することができます。
  • 練習する:最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返すことで、徐々にコツをつかめるようになります。

カッピングで評価する項目

カッピングでは、コーヒーの様々な要素を評価します。代表的な評価項目を見ていきましょう。

  • Fragrance/Aroma(香り):コーヒーの香りの強さ、質、種類を評価します。フローラル、フルーティー、ナッツ、チョコレートなど、様々な香りを言葉で表現します。
  • Flavor(風味):コーヒーを口に含んだ時に感じる、味と香りの複合的な印象を評価します。
  • Acidity(酸味):コーヒーの酸味の質と強さを評価します。明るく爽やかな酸味、まろやかな酸味など、様々な酸味があります。
  • Body(コク):コーヒーの口当たりの重さや、舌触りの滑らかさを評価します。
  • Sweetness(甘さ):コーヒーの甘さの質と強さを評価します。
  • Balance(バランス):全体の調和を評価します。
  • Aftertaste(後味):飲み込んだ後の余韻を評価します。
  • Clean Cup(クリーンカップ):カップの清潔さ、つまり雑味がないかを評価します。
  • Uniformity(均一性):複数のカップがある場合、それぞれのカップで香味にばらつきがないかを評価します。
  • Overall(総合評価):全体の印象を総合的に評価します。

これらの項目を、それぞれ数値で評価し、合計点によってコーヒーの品質を判断します。

カッピングの評価方法:SCAA方式とは?

カッピングの評価方法として、最も一般的なのがSCAA(Specialty Coffee Association of America:アメリカスペシャルティコーヒー協会)が定める方式です。

SCAA方式では、上記の評価項目をそれぞれ6点から10点までの範囲で評価し、合計点が80点以上のコーヒーを「スペシャルティコーヒー」と定義しています。

SCAA方式の評価シート

SCAA方式の評価シートは、以下のようになっています。(簡略版)

項目 評価 コメント
Fragrance/Aroma
Flavor
Acidity
Body
Sweetness
Balance
Aftertaste
Clean Cup
Overall
欠点
総合点

それぞれの項目について、数値で評価するだけでなく、具体的なコメントを記入することで、より詳細な分析が可能になります。

欠点(Defect)について

カッピングでは、良い点だけでなく、欠点を見つけることも重要です。欠点は、コーヒーの品質を大きく損なう可能性があります。

代表的な欠点としては、以下のようなものがあります。

  • 発酵臭:発酵が進みすぎたコーヒー豆にみられる、酸っぱく不快な臭い。
  • カビ臭:カビが生えたコーヒー豆にみられる、カビのような臭い。
  • 土臭:土壌の成分がコーヒー豆に移った際にみられる、土のような臭い。
  • 薬品臭:農薬や薬品などがコーヒー豆に付着した際にみられる、薬品のような臭い。

これらの欠点が見つかった場合、そのコーヒーの評価は大きく下がります。

自宅でカッピングに挑戦!

カッピングは、特別な道具や知識がなくても、自宅で手軽に始めることができます。まずは、身近なコーヒー豆を使って、カッピングに挑戦してみましょう!

自宅カッピングの準備

自宅でカッピングをするために、まずは以下のものを準備しましょう。

  • コーヒー豆:異なる種類のコーヒー豆をいくつか用意すると、違いが分かりやすくなります。
  • カップ:同じ形・大きさのカップを複数個用意します。マグカップでも構いません。
  • スプーン:テイスティング用のスプーンを用意します。
  • お湯:適切な温度(93℃前後)のお湯を用意します。
  • タイマー:抽出時間を計るために使用します。
  • ノート:評価を記録するためのノートを用意します。
  • グラインダー:コーヒー豆を挽くためのミル。
  • スケール:コーヒー豆の量や、お湯の量を正確に計るためのもの。(なくてもOK)

自宅カッピングの手順

  1. 豆を挽く:カッピングするコーヒー豆を、中挽き~粗挽き程度に挽きます。
  2. 香りをチェック:挽いた豆の香りを嗅ぎます。ノートに香りの印象をメモしましょう。
  3. お湯を注ぐ:カップにコーヒー粉を入れ、お湯を注ぎます。
  4. 香りをチェック:お湯を注いだ後の香りを嗅ぎます。
  5. スプーンで混ぜる:4分ほど蒸らした後、スプーンで軽く混ぜます。
  6. テイスティング:スプーンでコーヒーをすくい、すすります。
  7. 評価:コーヒーの風味(酸味、甘さ、苦味、コクなど)を評価し、ノートに記録します。
  8. 繰り返し:すべてのコーヒーについて、同じ手順を繰り返します。

自宅カッピングのポイント

  • 比べる:複数のコーヒーを比較することで、それぞれの違いが明確になります。
  • 言葉にする:感じた香りを具体的な言葉で表現することで、より深く理解できます。
  • 記録する:ノートに記録することで、後で振り返ることができます。
  • 楽しむ:難しく考えず、コーヒーの風味を楽しむことを第一にしましょう。

まとめ:カッピングでコーヒーの世界を広げよう!

カッピングは、コーヒーの品質を評価するための、プロのテイスティング方法です。香りや風味を数値化して評価することで、客観的にコーヒーの個性を把握することができます。

難しそうに感じるかもしれませんが、自宅でも手軽にカッピングを楽しむことができます。色々なコーヒー豆を試して、自分好みのコーヒーを見つけてみましょう!

カッピングを通して、コーヒーの世界がさらに広がりますように!☕✨