スコアリングシートの活用

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スコアリングシートを活用してコーヒーの評価をレベルアップ!

「コーヒーの世界をもっと深く知りたい!」そう思っている皆さん、こんにちは!今回は、コーヒーの評価方法をレベルアップさせるための秘密兵器、スコアリングシートについて解説していきます。ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、大丈夫!丁寧に、わかりやすく解説していきますので、一緒にコーヒーの世界を冒険しましょう!

スコアリングシートって何?

スコアリングシートとは、コーヒーの様々な要素を数値化し、客観的に評価するためのツールです。まるでコーヒーの成績表のようなものですね。プロのコーヒー鑑定士(カッパー)が、コーヒーの品質を評価する際に使用します。でも、難しく考えないでください。初心者の方でも、スコアリングシートを使うことで、コーヒーの風味をより深く理解し、表現できるようになるんです!

スコアリングシートを使うことで、以下のようなメリットがあります。

  • 客観的な評価: 個人的な好みに左右されず、コーヒーの品質を客観的に評価できます。
  • 風味の言語化: 曖昧な表現ではなく、具体的な言葉で風味を表現できるようになります。
  • スキルアップ: 評価を繰り返すことで、風味を識別する能力が向上します。
  • 記録の蓄積: 評価結果を記録することで、自分の好みの傾向や成長を把握できます。

スコアリングシートの種類

スコアリングシートには、いくつかの種類があります。代表的なものをいくつかご紹介しましょう。

  • SCA(Specialty Coffee Association)方式: スペシャルティコーヒー業界で最も広く使用されている評価方法です。100点満点で評価し、フレーバー、アフターテイスト、酸味、ボディ、バランスなど、10個の項目を評価します。
  • COE(Cup of Excellence)方式: 高品質なコーヒー豆を選出するためのコンテストで使用される評価方法です。SCA方式をベースに、より厳格な基準が設けられています。
  • 独自のスコアリングシート: コーヒーショップやロースターが、自社のコーヒーの品質管理のために独自に作成したスコアリングシートも存在します。

最初は、SCA方式のスコアリングシートから始めるのがおすすめです。インターネットで検索すれば、無料でダウンロードできるものがたくさんありますよ。

SCA方式スコアリングシートの項目を詳しく解説

SCA方式のスコアリングシートには、以下の10個の評価項目があります。それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。

1. Fragrance/Aroma(フレグランス/アロマ)

コーヒー豆を挽いた時(ドライ)と、お湯を注いだ時(ウェット)の香りを評価します。花の香り、フルーツの香り、スパイスの香りなど、様々な香りを表現してみましょう。

ポイント

  • 香りの強さだけでなく、質も評価する。
  • ポジティブな香り(フローラル、フルーティなど)とネガティブな香り(土っぽい、薬品臭いなど)を区別する。

2. Flavor(フレーバー)

口に含んだ時に感じる風味を評価します。甘さ、酸味、苦味、コクなど、様々な要素が複雑に絡み合っています。

ポイント

  • 舌全体で感じる風味を意識する。
  • フレーバーホイールなどを参考に、具体的な言葉で表現する。

3. Aftertaste(アフターテイスト)

飲み込んだ後に口の中に残る風味を評価します。長く続く心地よい風味は、高品質なコーヒーの証です。

ポイント

  • 風味の強さだけでなく、質も評価する。
  • ポジティブな風味(甘さ、香ばしさなど)とネガティブな風味(渋み、エグみなど)を区別する。

4. Acidity(アシディティ)

酸味の質と強さを評価します。明るく爽やかな酸味は、コーヒーの風味を豊かにします。

ポイント

  • 酸味の種類(柑橘系、リンゴ酸など)を意識する。
  • 酸味が強すぎたり、不快な酸味(酢酸)は減点対象。

5. Body(ボディ)

口に含んだ時の質感、重さを評価します。なめらかで厚みのあるボディは、飲みごたえを高めます。

ポイント

  • ミルクのようになめらか、シロップのように重いなど、具体的な言葉で表現する。
  • 水っぽく、薄いボディは減点対象。

6. Balance(バランス)

フレーバー、アシディティ、ボディなど、全体の調和を評価します。バランスの取れたコーヒーは、心地よい飲み心地です。

ポイント

  • 各要素が突出せず、調和が取れているかを評価する。
  • 特定の要素が強すぎたり、弱すぎたりする場合は減点対象。

7. Uniformity(ユニフォーム)

カップごとの風味の一貫性を評価します。すべてのカップが同じ風味であることが理想です。

ポイント

  • 複数のカップを比較し、風味にばらつきがないかを確認する。
  • ばらつきがある場合は減点対象。

8. Clean Cup(クリーンカップ)

後味のクリアさを評価します。雑味がなく、すっきりとした後味は、高品質なコーヒーの証です。

ポイント

  • 雑味、渋み、エグみがないかを確認する。
  • クリーンな後味は加点対象。

9. Sweetness(甘さ)

コーヒーが持つ自然な甘さを評価します。砂糖のような甘さだけでなく、果実のような甘さ、蜜のような甘さなど、様々な甘さがあります。

ポイント

  • 甘さの質と強さを評価する。
  • 甘さが強いほど加点対象。

10. Overall(オーバーオール)

全体の印象、個性を評価します。そのコーヒーならではの魅力、感動を表現しましょう。

ポイント

  • 総合的な印象を自由に記述する。
  • 個性的で魅力的なコーヒーは加点対象。

欠点について

スコアリングシートには、欠点を評価する項目もあります。欠点とは、カビ臭、薬品臭、土臭など、コーヒーの風味を損なう要素のことです。欠点豆が混入していると、これらの欠点が生じやすくなります。

欠点が見つかった場合は、その種類と強さを記録し、減点します。

スコアリングシートを使った評価方法

スコアリングシートを使ってコーヒーを評価する手順は、以下の通りです。

  1. 準備: スコアリングシート、筆記用具、お湯、コーヒー豆、カップを用意します。
  2. 香りの評価: コーヒー豆を挽いて、ドライの香りを評価します。お湯を注いで、ウェットの香りを評価します。
  3. 風味の評価: コーヒーを口に含み、フレーバー、アフターテイスト、アシディティ、ボディなどを評価します。
  4. その他の評価: ユニフォーム、クリーンカップ、甘さなどを評価します。
  5. 総合評価: 全体の印象、個性を評価します。
  6. 記録: 各項目の評価をスコアリングシートに記入します。
  7. 分析: 評価結果を分析し、コーヒーの風味の特徴を把握します。

最初は難しく感じるかもしれませんが、何度も繰り返すうちに、自然と評価できるようになります。焦らず、ゆっくりと、コーヒーと向き合ってみましょう。

スコアリングシートを使う上での注意点

スコアリングシートを使う上で、いくつか注意点があります。

  • 客観性を保つ: 個人的な好みに左右されず、客観的に評価するように心がけましょう。
  • 集中力を保つ: 評価には集中力が必要です。静かな環境で、落ち着いて評価を行いましょう。
  • 体調を整える: 体調が悪いと、正確な評価ができません。体調を整えてから評価を行いましょう。
  • 記録を残す: 評価結果は必ず記録に残しましょう。記録を蓄積することで、自分の成長を実感できます。
  • 楽しむ: 一番大切なのは、コーヒーを評価することを楽しむことです。難しく考えすぎず、リラックスしてコーヒーと向き合いましょう。

まとめ:スコアリングシートを活用してコーヒーの世界を広げよう!

今回は、スコアリングシートについて解説しました。スコアリングシートは、コーヒーの評価をレベルアップさせるための強力なツールです。最初は難しく感じるかもしれませんが、使い続けるうちに、コーヒーの風味をより深く理解し、表現できるようになります。

ぜひ、スコアリングシートを活用して、コーヒーの世界を広げてみてください!

これからも、皆さんのコーヒーライフがより豊かになるような情報をお届けしていきますので、お楽しみに!