冷水と熱湯のブレンド抽出

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冷水と熱湯のブレンド抽出:温度が織りなすコーヒーの奥深い世界へ

コーヒーの世界へようこそ! 今回は、ちょっとユニークな抽出方法「冷水と熱湯のブレンド抽出」について解説します。 コーヒーの奥深さを知る一歩として、ぜひチャレンジしてみてください。

冷水と熱湯のブレンド抽出とは?

通常、コーヒーは90℃前後のお湯で抽出しますが、このブレンド抽出では、冷水と熱湯を混ぜて抽出します。
一見すると「え、そんなことして大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、実はこれが奥深い味わいを生み出す秘訣なんです。温度の違いによって、コーヒー豆から抽出される成分が変わり、それが複雑な風味となって現れます。

なぜ冷水と熱湯をブレンドするのか?

冷水と熱湯をブレンドする理由は、それぞれの温度帯で抽出される成分の違いを利用するためです。

  • 熱湯: 苦味や香ばしさを引き出しやすい。
  • 冷水: 酸味や甘味、まろやかさを引き出しやすい。

これらの成分をバランス良く抽出することで、単一の温度では味わえない、複雑で奥行きのあるコーヒーが楽しめるのです。まるで、オーケストラのように、様々な楽器(成分)が調和して、美しい音楽(コーヒー)を奏でるようなイメージです。

ブレンド抽出のメリット・デメリット

ブレンド抽出には、もちろんメリットとデメリットがあります。 それぞれ理解した上で、チャレンジしてみましょう。

メリット

  • 複雑な風味: 冷水と熱湯、それぞれの良いところを引き出せるので、単一温度では味わえない複雑な風味を楽しめます。
  • 酸味と苦味のバランス調整: 冷水と熱湯の割合を変えることで、酸味と苦味のバランスを自分好みに調整できます。
  • 新たな発見: 同じ豆でも、抽出方法を変えることで、全く違う表情を見せてくれる。新たなコーヒーの魅力を発見できます。

デメリット

  • 技術が必要: 温度管理や抽出時間の調整など、ある程度の知識と経験が必要です。
  • 再現性が難しい: ちょっとした温度の違いで味が変わってしまうため、毎回同じ味を再現するのが難しい場合があります。
  • 抽出時間が長くなる場合がある: 冷水を使用するため、通常の抽出よりも時間がかかる場合があります。

準備するもの

ブレンド抽出に必要なものは、基本的に通常のドリップコーヒーと変わりません。

  • コーヒー豆: 中煎り~深煎りがおすすめです。(最初は普段使っている豆で試してみましょう)
  • ミル: コーヒー豆を挽くために使用します。
  • ドリッパー: お好みのドリッパーを使用してください。
  • ペーパーフィルター: ドリッパーに合ったものを用意しましょう。
  • サーバー: 抽出したコーヒーを受けるために使用します。
  • スケール: コーヒー豆や湯量を正確に計るために使用します。
  • 温度計: お湯の温度を測るために使用します。
  • 冷水: 浄水器を通した水を使用するのがおすすめです。
  • 熱湯: 90℃前後の熱湯を用意します。

抽出方法:基本編(50:50の割合)

まずは基本となる50:50の割合で抽出してみましょう。 この割合を基準に、自分好みの味を見つけていくのがおすすめです。

ステップ1:コーヒー豆を挽く

中挽き~粗挽きで、普段ドリップする時と同じように挽きます。 豆の量は、1杯あたり12g~15gが目安です。

ステップ2:ドリッパーの準備

ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、サーバーにセットします。 ペーパーフィルターをリンス(お湯で濡らす)することで、紙の臭いを取り除くことができます。

ステップ3:コーヒー粉をセット

挽いたコーヒー粉をドリッパーに入れ、軽く平らにならします。

ステップ4:蒸らし

まず、熱湯を少量(コーヒー粉全体の2倍程度)注ぎ、30秒ほど蒸らします。 蒸らしによって、コーヒー粉に含まれるガスが抜け、抽出がスムーズになります。

ステップ5:抽出

蒸らしが終わったら、残りの熱湯と冷水を交互に注ぎます。
熱湯と冷水の割合は、50:50になるように意識しましょう。
例えば、コーヒー1杯分の湯量が150mlの場合、熱湯75ml、冷水75mlとなります。
最初は熱湯から注ぎ、徐々に冷水を加えていくのがおすすめです。

ステップ6:抽出完了

必要な量のコーヒーが抽出できたら、ドリッパーをサーバーから外し、完成です。

抽出方法:応用編(割合を変えてみる)

基本の50:50で抽出したコーヒーを基準に、冷水と熱湯の割合を変えて、自分好みの味を探求してみましょう。

熱湯の割合を増やす

熱湯の割合を増やすと、苦味や香ばしさが際立ちます。 深煎りの豆を使用した場合や、しっかりとしたコクのあるコーヒーを飲みたい時におすすめです。

例えば、熱湯80ml、冷水70mlといった割合で試してみましょう。

冷水の割合を増やす

冷水の割合を増やすと、酸味や甘味、まろやかさが際立ちます。 浅煎りの豆を使用した場合や、すっきりとした飲みやすいコーヒーを飲みたい時におすすめです。

例えば、熱湯70ml、冷水80mlといった割合で試してみましょう。

抽出のコツ

ブレンド抽出で美味しくコーヒーを淹れるためには、いくつかのコツがあります。

  • 温度管理: 熱湯の温度は90℃前後をキープしましょう。 温度計を使って正確に測るのがおすすめです。
  • 抽出時間: 抽出時間は、通常よりも少し長めになる傾向があります。 コーヒー豆の種類や挽き方によって変わるので、調整しながら最適な時間を見つけましょう。
  • 湯量の調整: コーヒー豆の種類や焙煎度合いによって、最適な湯量が異なります。 抽出の過程で、湯量を調整することで、味のバランスを整えることができます。
  • 豆の鮮度: 新鮮なコーヒー豆を使用することで、より香り高く、風味豊かなコーヒーを抽出することができます。
  • 諦めない心: 最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、諦めずに何度も挑戦することで、必ず理想の味に近づけます。

ブレンド抽出におすすめのコーヒー豆

ブレンド抽出には、様々な種類のコーヒー豆が合います。 色々な豆を試して、自分好みの組み合わせを見つけてみましょう。

  • 深煎りの豆: 苦味やコクが強く、アイスコーヒーにもおすすめです。
  • 浅煎りの豆: 酸味が豊かで、フルーティーな味わいが楽しめます。
  • ブレンド豆: 様々な豆の個性が組み合わさり、複雑な風味を醸し出します。

まとめ

冷水と熱湯のブレンド抽出は、少し難易度が高い抽出方法ですが、それだけに奥深い味わいと、自分だけのコーヒーを追求する楽しさがあります。
色々な割合を試して、自分好みの味を見つけてみてください。

さあ、あなたもブレンド抽出で、コーヒーの新たな世界へ足を踏み入れてみませんか?