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ハンドドリップの注ぎ方練習
1. 全体像と押さえどころ
ハンドドリップで美味しいコーヒーを淹れるためには、正確な注ぎ方が重要です。500円玉を目安にした円を描くように注ぐことで、コーヒー粉全体に均一にお湯を回し、抽出ムラを防ぐことができます。これは、コーヒー豆の成分を効率よく抽出する上で非常に重要なポイントです。
なぜ500円玉の円を描く注ぎ方が重要なのか?それは、お湯の当たる面積を均一に保ち、コーヒー粉全体をまんべんなく蒸らすことができるから。偏った注ぎ方をすると、一部の粉だけが過抽出され、苦味やえぐみが強くなったり、逆に一部の粉が抽出不足になり、酸味だけが強調されたりします。均一な抽出が、バランスの良い美味しいコーヒーの味につながるのです。
初心者がつまずきやすいポイントとして、お湯の温度や注ぐスピードのコントロール、そして注ぎ始めの位置や注ぎ終わりの位置が挙げられます。温度が高すぎると苦味が増し、低すぎると酸味が強くなります。また、注ぎ方が速すぎると、お湯が粉の表面を流れ落ちてしまい、抽出ムラが生じます。逆に遅すぎると、粉が冷めてしまい、抽出が不十分になる可能性があります。さらに、注ぎ始めの位置がずれてしまうと、粉の一部分だけがお湯に浸かりにくくなってしまいます。
この練習では、まず500円玉の円を意識した注ぎ方をマスターし、その後、自分の好みに合わせた微調整を行うことを目指しましょう。焦らず、何度も練習することで、徐々に感覚を掴んでいくことができます。 練習を重ねるごとに、より安定した、そして自分好みの美味しいコーヒーを淹れることができるようになるはずです。
2. 手順・数値・コツ
ここでは、500円玉の円を描く注ぎ方練習の手順を、具体的な数値やコツを交えて解説します。
2-1. 準備
* コーヒー豆:中挽き(粗挽きよりやや細かい)を使用します。豆の種類によって適した挽き目は異なりますので、パッケージの推奨に従うか、好みに合わせて調整してください。
* コーヒー粉の量:15g(一杯分)を目安とします。これは豆の種類や好みに合わせて調整してください。
* お湯の量:コーヒー粉1gに対して15-18gの水を使用します。今回は、15gのコーヒー粉に対して、225g(15g x 15)のお湯を使用します。
* お湯の温度:90-93℃が最適です。温度計を使い、正確に測りましょう。
* ドリッパー:カリタウェーブ、ハリオV60など、お好みのドリッパーを使用します。
* フィルター:ドリッパーに合ったペーパーフィルターを使用します。
* ケトル:細口のケトルを使うと注ぎやすいです。
| 項目 | 量 | 温度 | 時間 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| コーヒー豆 | 15g | – | – | 中挽き |
| お湯 | 225g | 90-93℃ | 約2分 | ゆっくり注ぐ |
| 抽出時間 | – | – | 約2分30秒 | 豆の種類によって調整 |
2-2. 注ぎ方
1. ドリッパーにフィルターをセットし、コーヒー粉を均一に投入します。
2. 中心部にお湯を少量(約30g)注ぎ、30秒間蒸らします。これは、コーヒー粉を均一に加熱し、抽出をスムーズにするための重要な工程です。
3. 500円玉を目安に、円を描くようにゆっくりとお湯を注ぎます。最初はゆっくりと、中心から外側に向かって、円を描くようにお湯を注ぎます。
4. お湯の注ぎ終わりの位置を意識します。フィルターの淵に沿って、お湯を注ぎ切るようにします。
5. お湯を注ぐスピードを一定に保ちます。急いで注がないように注意しましょう。
6. 抽出が終わるまで、お湯の量と温度を監視します。必要に応じて、お湯を追加することもあります。
7. 抽出が終わったら、コーヒーをカップに注ぎ、出来上がりです。
2-3. 失敗例と対処法
* 失敗例1:コーヒーが苦すぎる
原因:お湯の温度が高すぎる、抽出時間が長すぎる、挽き目が細かすぎる
対処法:お湯の温度を下げる、抽出時間を短くする、挽き目を粗くする
* 失敗例2:コーヒーが酸っぱい
原因:お湯の温度が低すぎる、抽出時間が短すぎる、挽き目が粗すぎる
対処法:お湯の温度を上げる、抽出時間を長くする、挽き目を細かくする
* 失敗例3:抽出ムラがある
原因:注ぎ方が不均一、コーヒー粉の量が不均一、蒸らしが不十分
対処法:500円玉の円を意識して注ぐ練習をする、コーヒー粉を均一に投入する、蒸らし時間を守る
3. よくある疑問
Q1. 500円玉がない場合はどうすればいいですか?
A1. 500円玉と同じくらいの大きさの円をイメージして注げば問題ありません。コインではなく、カップの底に印をつけたり、円形のものを使用するのも良いでしょう。
Q2. お湯の温度を正確に測るための道具がない場合は?
A2. 沸騰させたお湯を少し冷ます方法があります。沸騰したお湯を、やかんから注ぎながら、数分間置いて温度を調整する事が可能です。ただし、正確な温度管理が難しいので、温度計の使用をおすすめします。
Q3. どんな種類のコーヒー豆を使えば良いですか?
A3. 自分の好きな豆を使用してください。ただし、豆の種類によって適した挽き目や抽出時間が変わるので、パッケージの推奨に従うか、試行錯誤しながら調整してみてください。 中煎りの豆が、ハンドドリップ初心者の方には比較的扱いやすいです。
カテゴリー:淹れ方ガイド

